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第19回 ログを収集する(rsyslogの設定)

投稿日:2018.08.31 | カテゴリー: 記事

前回は、カーネルやシステムに関連するログを収集・制御しているソフトウエア「rsyslog」の概要を紹介しました。その中で、「/etc/rsyslog.d/50-default.conf」の設定ファイルに、カーネルやシステムに関するログ出力のための設定が書き込まれていると説明しました。

今回は、このデフォルトで用意されている/etc/rsyslog.d/50-default.confの内容から、Ubuntu Server 16.04 LTSでは、どのようなログが取得されているのかを確認します(図1)。

図1 デフォルトのログ設定を確認する

第18回 ログを収集する(rsyslogの概要)

投稿日:2018.08.24 | カテゴリー: 記事

サーバーの運用管理で各種ログを収集することは重要です。Linuxでは「rsyslog」(https://www.rsyslog.com/)というソフトウエアでカーネルやシステムに関連するログを収集・制御しています(図1)。今回から、このrsyslogについて解説します。

図1 rsyslogによるログ収集

このrsyslogは、UNIXやLinux標準のログ転送およびログ取得の規格「syslog」に準拠しています。そのため、多くのLinuxディストリビューションで利用されています。

第17回 ネットワークの可用性を高める(チーミング)

投稿日:2018.08.10 | カテゴリー: 記事

複数のネットワークインタフェースを束ねて、一つのネットワークインタフェースとして扱う技術に「チーミング」(または「ボンディング」)があります。このチーミングには、帯域幅を広げる効果と、冗長化により可用性を向上させる効果があります(図1)。後者の可用性向上は、RAIDと同様にLinuxサーバーでは重要です。サーバーの運用管理の一つとして、チーミング方法を覚えておきましょう。

図1 チーミングの利点

ネットワークのプロトコルには「IPv4」と「IPv6」がありますが、広く利用されているIPv4でチーミングを設定する方法を紹介します。
今回もUbuntu Server 16.04 LTSをインストールしたサーバーを例にします。チーミングのためにネットワークインタフェースカードを二つ追加し、三つのネットワークインタフェースを搭載した状態としました。

第16回 複数のユーザーを効率良く管理する(有効期限の制御)

投稿日:2018.08.3 | カテゴリー: 記事

前回は、複数のユーザーを一括登録する方法を紹介しました。ユーザーの管理は、登録だけではありません。パスワードを頻繁に変えさせたり、ユーザーの利用期限を設定したり、一時的にログインを不可にしたりなど、登録後のユーザー管理の方が重要です(図1)。

そこで、今回は既存ユーザーに関する管理について紹介します。

図1 既存ユーザーの管理

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