シェルスクリプトマガジン

第8回 ストレージの可用性を高める(ソフトウエアRAIDの構築1)

次にスワップ領域に割り当てるRAIDアレイを選択して[Enter]キーを押します(図35)。

図35 スワップ領域に割り当てるRAIDアレイを選択

「利用方法」を選んで[Enter]キーを押します(図36)。

図37 スワップ領域を選択

「パーティションのセットアップを終了」を選んで[Enter]キーを押します(図38)。

図38 スワップ領域の割り当て完了

図39の画面で「パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み」を選択して[Enter]キーを押します。

図39 RAIDの構築完了

「ディスクに変更を書き込みますか?」で「はい」を選んで[Enter]キーを押します(図40)。

図40 ストレージへの書き込み

しばらく待つと、連載「UbuntuではじめるLinuxサーバー」の第2回に示した図23の画面になります(図41)。ここからのインストール手順は第2回と同じです。

図41 プロキシーサーバーの設定

次回は

今回は、Ubuntu Serverのインストーラーを利用したRAID構築の方法を紹介しました。インストーラーを使ってRAIDを設定した場合、いずれのストレージにもブートローダーがインストールされるようで、どのストレージが壊れても起動や再起動に支障はありません。次回は、ファームウエアがUEFIのときのソフトウエアRAID構築方法を紹介します。

written by シェルスクリプトマガジン編集部(あ)