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第9回 ストレージの可用性を高める(ソフトウエアRAIDの構築2)

前回は、「BIOS」のファームウエアを搭載するマシンで、Ubuntu Server 16.04 LTSのインストーラーを使ったソフトウエアRAID(RAID 1、RAID 5、RAID 6)を構築する手順を解説しました。今回は、ファームウエアが「UEFI」のマシンでの手順を紹介します(図1)。

図1 ファームウエアが「UEFI」のマシンでUbuntu ServerのインストーラーによるRAID構築

前回も少し触れましたが、「EFIシステムパーティション」への障害対策が必要です。EFIシステムパーティションはRAID構成にできませんが、起動時にしか使いません。そこで、別のストレージを用意してその中に作成し、バックアップしておきます。