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第2回 Ubuntuの導入(Ubuntu Serverのインストール)

まず、サーバーに利用するパソコンを用意します。Linuxサーバーを試すだけなら、高機能なものは必要ありません。メモリーが1Gバイト、ハードディスクドライブ(HDD)などの内蔵ストレージが100Gバイト程度搭載していればよいでしょう。なお、内蔵ストレージの中身が消えてしまっても構わないパソコンにしてください。
前回DVD-RやUSBメモリーで作成したインストールメディアを、用意したパソコンに挿入する前に、パソコンのファームウエアでDVD-Rの場合は光学ドライブから、USBメモリーの場合はUSBデバイスから優先的に起動するように設定しておきます。

Ubuntu Serverのインストール

パソコンにインストールメディアを挿入し、ネットワークケーブルを接続してインターネットにつなげられる状態にしたら、パソコンの電源を投入します。パソコンのファームウエアがBIOSとUEFIでは起動画面が異なります。BIOSの場合は、図1の言語選択画面になります。カーソルキーと[Enter]キーを使って「日本語」を選んでください。

図1 言語選択画面(BIOSの場合)

図2の画面で「Ubuntu Serverをインストール」を選択してインストーラーを起動します。

図2 インストーラーを起動する(BIOSの場合)