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第16回 複数のユーザーを効率良く管理する(有効期限の制御)

変更間隔の最大日数を設定する

パスワードを変更する間隔の最大日数を設定します。「-m」オプションに日数(ここでは90日)を指定して実行します。

chageコマンドで最大日数(Maximum number of days between password change)を確認します。「99999」が「90」になり、パスワードの有効期限(Password expires)が90日後の「2018年10月21日」に設定されています。この有効期限は、ユーザーがパスワードを変更すると変わります。

パスワードの有効期限が過ぎてからアカウントがロックされる日付を設定します。「-I」オプションに日数(ここでは「10」)を指定して実行します。

chageコマンドで日付(Password inactive)を確認します。パスワードの有効期限の10日後に設定されています。

ちなみに警告日数(Number of days of warning before password expires)は、「-W」オプションに日数を指定して実行すると設定できます。