シェルスクリプトマガジン

第16回 複数のユーザーを効率良く管理する(有効期限の制御)

初期設定を変更する

ユーザーごとに最小日数、最大日数、警告日数をいちいち設定するのは面倒です。これらの初期設定値は「/etc/login.defs」ファイルに書き込まれていて、このファイルからユーザー登録時に反映されます。
/etc/login.defsファイルをエディタで開きます。

160~162行目に、次のような記述があります。

「PASS_MAX_DAYS」が最大日数、「PASS_MIN_DAYS」が最小日数、「PASS_WARN_AGE」が警告日数です。それぞれの値を書き換えておけばよいでしょう。

次回は

今回は、アカウントやパスワードの有効期限、パスワード変更間隔の設定方法を紹介しました。ユーザーの管理にうまく利用してください。次回は、ネットワークの「ボンディング」を扱います。

written by シェルスクリプトマガジン編集部(あ)