シェルスクリプトマガジン

第13回 ストレージの使用量を制限する(クオータの設定1)

猶予期限とブロックサイズを確認する

[Ctrl]キーを押しながら[X]キーを押し、いったんエディタを閉じて、猶予期限とブロックサイズを確認しましょう。猶予期限は、次のコマンドで確認できます。

nanoエディタが開き、設定が表示されます。

ブロック数の制限(Block grace period)もiノード数(Inode grace period)の制限も「7days」の7日に設定されています。これを書き換えれば、猶予期間を長くしたり短くしたりできます。

ブロックサイズは、

を実行して確認します。コマンドで指定した、ファイルシステムのデバイスファイル名(ここでは「/dev/sda3」)は自分の環境に合わせて変更してください。デバイスファイル名が分からない場合は、先ほどの猶予期間の「Filesystem 」列に書かれたデバイスファイル名を指定すればよいでしょう。「4096」の4096バイトに設定されています。このブロックサイズから、どれくらいの容量制限がかけられるかが分かります。