スペアの物理ボリュームを用いた再構築が完了するまで待ちます。そのために/proc/mdstatファイルの中身を時々確認しましょう。以下は、sda1とsda2を切り離してRAIDアレイの再構築が完了した状態です。
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$ cat /proc/mdstat Personalities : [raid1] [linear] [multipath] [raid0] [raid6] [raid5] [raid4] [raid10] md0 : active raid1 sdc2[2] sdb2[1] 166663168 blocks super 1.2 [2/2] [UU] bitmap: 0/2 pages [0KB], 65536KB chunk md1 : active raid1 sdc1[2] sdb1[1] 975296 blocks super 1.2 [2/2] [UU] |
この状態になったら、次のコマンドを実行してサーバーマシンをシャットダウンして電源をオフにします。
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$ sudo shutdown -h now |
サーバーマシンのカバーを外して故障したストレージを抜き取ります。ハードウエアのマニュアルやマザーボード上のシルクを見ながら、故障したストレージを探します。通常、SATA0が「sda」、SATA1が「sdb」、SATA2が「sdc」のようにつながっています。それを参考に新しいストレージに交換します。無駄がないように、新しいストレージも故障したストレージと同じ容量にします。カーバーを閉じて電源ボタンを押してサーバーマシンを起動します。