RAIDの状態は「/proc/mdstat」ファイルに書き込まれています。「/proc」はLinuxシステム上のさまざまなリソースの詳細情報を管理する仮想的なファイルシステムです。
/proc/mdstatはファイルなので、「cat」コマンドで閲覧できます。
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$ cat /proc/mdstat Personalities : [raid1] [linear] [multipath] [raid0] [raid6] [raid5] [raid4] [raid10] md1 : active raid1 sdb1[1] sdc1[2](S) sda1[0] 975296 blocks super 1.2 [2/2] [UU] md0 : active raid1 sdb2[1] sda2[0] sdc2[2](S) 166663168 blocks super 1.2 [2/2] [UU] bitmap: 2/2 pages [8KB], 65536KB chunk |
まず、上に示した出力例の「md1 : active raid1 sdb1[1] sdc1[2](S) sda1[0]」と「md0 : active raid1 sdb2[1] sda2[0] sdc2[2](S)」に注目してください。「md1」と「md0」という二つのRAIDアレイが稼働している状態(active)を示しています。「raid1」は、どちらのアレイも「RAID 1」(ミラーリング)で冗長化されていることを表しています。