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第10回 ストレージの可用性を高める(ソフトウエアRAIDの構築3)

RAIDアレイを構築する

RAID物理ボリュームを作成したのでmdadmコマンドを使って、RAIDレベルを設定し、RAIDアレイを構築します。新規にアレイを作成するオプションは「-C」です。RAIDレベルは「-l数値」、RAIDを構成する物理ボリュームの数は「-n数値」、スペアの数は「-x数値」で指定します。RAIDのデバイスファイル名は、一般的に「md数値」にします。

三つのRAID物理ボリュームでRAID 1のアレイを構築するコマンドは、次のようになります。ここでは、二つのストレージでRAID 1を構成し、1台のストレージをスペアに割り当てました。「Continue creating array?」(アレイの作成を続けますか?)と表示されたら、「y」を入力して[Enter]キーを押します。

図4のように「mdadm: array /dev/md0 started.」が表示されれば、RAIDアレイの構築が始まります。

図4 RAIDアレイの構築開始

RAIDアレイの状態は「/proc/mdstat」ファイルから確認できます。図5が構築途中の状態、図6の構築完了状態です。このファイルの見方は、次回詳しく紹介します。

図5 RAIDアレイ構築中の状態

図6 RAIDアレイ構築完了状態

以上で、RAIDアレイの構築作業は終了です。次のコマンドを実行してRAIDアレイの設定を「/etc/mdadm/mdadm.conf」ファイルに保存します。