前回は、Linuxなどのストレージを柔軟に管理する仕組み「LVM」(Logical Volume Manager)の利点として、論理ボリュームを拡張してファイルシステムの容量を増やす方法を紹介しました。今回は、残っている利点の一つとして論理ボリュームの縮小を解説します。 ルートファイルシステムなどに必要以上の容量を割り当ててしまっても、LVMならその容量を減らして減らした容量を別の用途に利用できます(図1)。
図1 論理ボリュームの縮小
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