UPSは、シュナイダーエレクトリックやオムロン ソーシアルソリューションズなどのメーカーが開発・販売しています。メーカーによって仕様が異なり、管理するソフトウエアが違います。
ここでは、オープンソースソフトウエアの管理ツール「Apcupsd」で制御できる、シュナイダーエレクトリックの「APC Smart-UPS 500 LCD 100V」(以下、Smart-UPS)を扱います(図2)。定格出力電圧は100Vで、最大で360Wの電力を供給できます。
Smart-UPSのマニュアルに従って、初期設定を施し、サーバーの電源ケーブルとUSBケーブルを図3のように挿した状態でSmart-UPSを起動します。
前面のディスプレイスクリーンは、図4のように表示されます。「フカ」はサーバーに給電する負荷、「Batt」はバッテリーの充電状態です。