差分バックアップと違って、tarコマンドには増分バックアップを取得できる「-g スナップショットファイル名」オプションがあります。増分バックアップは、次のように実行します。
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$ cd / $ backday=$(date +%Y%m%d) $ sudo tar -z -c -v -g backup.snar -f /mnt/incrementalbackup-${backupday}.tar.gz etc root home var/log 1> /mnt/incrementalbackup-${backupday}.log 2> /mnt/error-${backupday}.log |
-gオプションの引数に指定したスナップショットファイル(ここでは「backup.snar」)に、増分バックアップを管理するためのデータが保存されます。スナップショットファイルが存在しない場合は、フルバックアップとなります。増分バックアップのたびに、このコマンドを繰り返します。