ユーザーごとに最小日数、最大日数、警告日数をいちいち設定するのは面倒です。これらの初期設定値は「/etc/login.defs」ファイルに書き込まれていて、このファイルからユーザー登録時に反映されます。
/etc/login.defsファイルをエディタで開きます。
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$ sudo nano /etc/login.defs |
160~162行目に、次のような記述があります。
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PASS_MAX_DAYS 99999 PASS_MIN_DAYS 0 PASS_WARN_AGE 7 |
「PASS_MAX_DAYS」が最大日数、「PASS_MIN_DAYS」が最小日数、「PASS_WARN_AGE」が警告日数です。それぞれの値を書き換えておけばよいでしょう。
今回は、アカウントやパスワードの有効期限、パスワード変更間隔の設定方法を紹介しました。ユーザーの管理にうまく利用してください。次回は、ネットワークの「ボンディング」を扱います。
written by シェルスクリプトマガジン編集部(あ)