アカウントやパスワードの有効期限、パスワード変更の間隔は、前回も利用した「chage」コマンドで確認できます。システム管理者(rootユーザー)権限で、chageコマンドに「-l」オプションとユーザー名を指定して実行します。「[sudo] taro のパスワード:」のように表示されたら、自分のパスワードを入力して[Enter]キーを押します。以降、「hanako」というユーザーを例にします。
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$ sudo chage -l hanako Last password change : 7月 23, 2018 Password expires : never Password inactive : never Account expires : never Minimum number of days between password change : 0 Maximum number of days between password change : 99999 Number of days of warning before password expires : 7 |
「Last password change」は、最後にパスワードを変更した日付です。「Password expires」がパスワードの有効期限、「Password inactive」がパスワードの有効期限が過ぎてからアカウントがロックされる期間(放置日数)、「Account expires」がアカウントの有効期限です。
「Minimum number of days between password change」は、パスワードを変更する間隔の最小日数です。パスワードを変更してから、ここに設定した日数を過ぎないと新しいパスワードを設定できません。「Maximum number of days between password change」は、パスワードを変更しなければならない間隔の最大日数です。この「Maximum number of days between password change」の値により「Password expires」の日付が決まります。「Number of days of warning before password expires」は、パスワードが期限切れになるまでの警告日数になります。