実行が確認できたので、定期的に自動実行するようにします。第5回で扱った定期ジョブ実行の常駐プログラム「crond」を使うのが便利です。次のようにテキストエディタを立ち上げて記述します。
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$ crontab -e |
「#」で始まるコメント行の後に、
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5 4 * * * /usr/local/bin/auto_archiving.sh |
と記述して保存します。これは、毎日午前4時5分にシェルスクリプトを実行する指定です。「/usr/local/bin」ディレクトリの下にシェルスクリプトを格納するように設定しているので、次のコマンドでシェルスクリプトを移動します。
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$ sudo mv auto_archiving.sh /usr/local/bin/. |
以上で完了です。今回は、個人用の自動アーカイビングスクリプトでしたが、第4回で紹介したファイルサーバーと組み合わせれば、アーカイビングサーバーが出来上がります。工夫してみてください。
シェルスクリプトマガジン編集(あ)