それでは、仕様やロジックを考えていきましょう。まず、アーカイビングするファイルを、任意のフォルダ(ディレクトリ)の下にまとめて格納します。そのフォルダを自動アーカイビング用のフォルダ(ホームディレクトリの下の「backup」とする)にコピーまたは移動すると、シェルスクリプトが定期的にフォルダ内を監視してサブフォルダがあればアーカイビングします。
アーカイブファイルがアーカイブ保存用のフォルダ(ホームディレクトリの下の「archive」とする)に作成され、元のファイルはフォルダごと削除されます。アーカイブファイルの名前は、元のフォルダ名にアーカイビングの日時を付与したものとします。
アーカイブファイルの形式は「ZIP」「tar.gz」「tar.bz2」「tar.xz」の四つからスクリプト内で選べるようにします。アーカイビングのログは、アーカイブ保存用のフォルダの下に「archive.log」として作成します。