シェルスクリプトマガジン

番外編2 Webブラウザーからサーバーへリモートアクセス

ホストベース認証のサーバーにアクセスする

連載「UbuntuではじめるLinuxサーバー」の第6回で紹介したホストベース認証を設定している場合、やり方が少し変わります。

接続ダイアログを開いて、「username@hostname または自由形式のテキスト」「ユーザー名」「ホスト名」を入力するまでの手順は同じです。これらに加えて、秘密鍵を読み込ませるために「インポート…」をクリックし、秘密鍵を書き込んでいるファイル(「id_rsa」など)を選択します(図14)。これで「[Enter]接続」ボタンをクリックします。

図14 秘密鍵の読み込み

「Enter passphrase for key ‘/.ssh/ファイル名‘:」の後に秘密鍵に設定したパスフレーズ(パスワード)を入力します(図15)。認証に成功すれば、パスワード認証のときと同じように操作できます。

図15 秘密鍵のパスフレーズを入力

次回は

今回は、Chromeの拡張機能を使ってサーバーへリモートアクセスする方法を紹介しました。他のアプリからのコピー&ペーストも可能なのでサーバーの運用管理ツールとして便利に使えます。
次回は、カーネルやシステムに関連するログを収集・制御するソフトウエア「rsyslog」に戻って、rsyslogで複数のサーバーのログを一元管理する方法を紹介します。

written by シェルスクリプトマガジン編集部(あ)