シェルスクリプトマガジン

番外編2 Webブラウザーからサーバーへリモートアクセス

連載「UbuntuではじめるLinuxサーバー」の第4回で紹介しましたが、サーバーにリモートからアクセスする場合、アクセスする側のパソコンやMacに「SSHクライアントソフト」が必要です。主要なLinuxディストリビューションやmacOSなら、SSHクライアントとなる「ssh」コマンドが標準で導入されています。それを使えばよいでしょう。

しかし、Windowsでは「Tera Term」などのSSHクライアントソフトを導入しなくてはいけません。WindowsでもSSHクライアントソフトを導入せずにSSHクライアントソフトが使えると便利です。

そこで今回は、Webブラウザー「Google Chrome」の拡張機能として提供されているSSHクライアントの「Secure Shell Extension」を導入して、サーバーにリモートからアクセスする環境を構築します(図1)。

図1 Google Chromeの「Secure Shell Extension」によるリモートアクセス

Google Chrome(以下、Chrome)に一度だけこの拡張機能を導入・有効しておけば、Google Chromeを導入している別のパソコンからもサーバーへリモートアクセスがすぐにできます。