シェルスクリプトなどのプログラムを作成する上で、とても重要なのは「ロジック」を考えることです。簡潔で最適なロジックを思いつくのは重要ですが、シェルスクリプトの場合は、いろいろ悩まずにLinux/Unix系OSのコマンドリファレンスなどを見ながらロジックが浮かんだら、すぐに書いてみることです。
自分が使えればよいので、知っているコマンドを組み合わせるだけで構いません。無駄が多かったり、不思議な処理になっていたりしても正しく動けば問題ありません。とりあえず、完成させることが重要です。
本連載で紹介するシェルスクリプトの例もその前提で記述しています。後からもっと簡単に書ける方法が思いついてもそのままにしています。