執筆:甲斐荘秀生 監修:Doorkeeper Paul McMahon
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本誌掲載のチャットの前、クライアントとA君との間でつばぜり合いがありました。
クライアント:The budget is decided, but can not you do this bu plugging in as well?(予算は決まってるけど、これも差し込みでお願いできません?)
A:We can not accept it.(できません。)
クライアント:I will put a color on the next month.(来月色を付けますから。)
A:This time only. (今回だけですよ。)
クライアント:I know we’ve already fixed the budget, but can’t you fit this in as well?(予算が決まっていることはわかっていますが、追加でやってもらえませんか?)
“as well”には「おまけで」という意味もあります。
A:Sorry, we’re not able to budge on it.(申し訳ありませんが、これ以上は動けません)
“budge”は「身動きをとる」という意味です。今回のように否定形で使うと”微動だにしない”のような意味になります。
クライアント:How about if we add it to next month’s budget?(来月の予算にその分追加するのではどうでしょう?)
A:OK, just this once. (わかりました。今回だけですよ)
裏にこんなやりとりがあった後、本誌掲載のチャットの続きをご覧ください。
A:At last only one. (さいごにひとつだけ。)
A:There was an additional request from the client. Can you please take action?(クライアントから追加の要望がありました。対応をお願いできますか?)
A:They would like to add a daytime contact to the inquiry form.(問い合わせフォームに日中の連絡先を追加したいとのことです。)
B:What a client. (なんてクライアントだ!)
A:One more thing. (さいごにひとつだけ。)
A:There was a new request from the client. (クライアントから追加の要望がありました。)
A:They would like to add a new field for a phone number.(電話番号用のフィールドを新たに追加したいとのことです。)
「日中の連絡先」は文脈に依存した言い方なので、「電話番号」と直接伝えた方がよいでしょう。
B:I’m getting tired of these last minute requests. (追加要望のせいで嫌になってきた)