ここで、デスクトップ版Ubuntuを再起動してDVD-RまたはUSBメモリーのメディアを取り外し、Ubuntu Serverが起動することを確認します。起動したらUbuntu Serverにログインし、「df」コマンドでルートファイルシステムの容量を確認します。「Size」を見てみると、縮小したサイズの20Gバイトになっています。
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$ df -h / Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on /dev/mapper/shmag1--vg-root 20G 1.8G 17G 10% / |
ルートファイルシステムの容量を小さくできましたが、論理ボリュームサイズは変わっていません。ボリュームサイズは「lvdisplay」コマンドで確認できます。二つの論理ボリュームが表示されます。デバイス名から「LV Path」が「/dev/shmag1-vg/root」となっているものがルートファイルシステムです。
「LV Size」が論理ボリュームのサイズです。「98.56 GiB」なので、ファイルシステムサイズが約97Gバイトのときの約100Gバイトのままです。
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$ sudo lvdisplay --- Logical volume --- LV Path /dev/shmag1-vg/root LV Name root VG Name shmag1-vg LV UUID stEKZj-5oX8-Yjg9-BAst-UG5k-cg5P-vDjbAr LV Write Access read/write LV Creation host, time shmag1, 2018-05-09 19:05:33 +0900 LV Status available # open 1 LV Size 98.56 GiB (略) |
論理ボリュームサイズを小さくし、その分の容量をボリュームグループに戻して再利用可能にします。論理ボリュームを縮小するには、論理ボリュームをシステムと切り離す必要があります。Ubuntu Serverをシャットダウンし、再度、デスクトップ版Ubuntuでライブ起動します。デスクトップ画面上で[Ctrl]キーと[Alt]キーを押しながら[T]キーを押して端末を開きます。