Ubuntu Server 16.04 LTSでは、インストール時に図2の画面で「はい」を選ぶと作成するユーザーのホームディレクトリーを暗号化できます。ユーザーのホームディレクトリーは、ログイン時に入力するパスワードによって復元されるので通常のホームディレクトリーと使い勝手は変わりません。
他のディストリビューションを使って、暗号化されたホームディレクトリーを参照しようとしても実際に存在するファイルは表示されません(図3)。「Access-Your-Private-Data.desktop」と「README.txt」という暗号化に関係する二つファイルしか参照できません。