ファイルやディレクトリーに対して、ACLが設定されているかどうかは、次のようにlsコマンドを実行すると確認できます。
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$ ls -l /tmp/file.txt -rw-rw-r--+ 1 taro taro 19 11月 7 19:23 /tmp/file.txt |
パーミッションの後ろに「+」が付いていれば、ACLによるアクセス制限が追加されています。どのようなアクセス制限が設定されているかは、「getfacl」コマンドで確認します。書式は次の通りです。
getfacl ファイル名またはディレクトリー名
/tmp/file.txtファイルの場合、
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$ getfacl /tmp/file.txt getfacl: 絶対パス名から先頭の '/' を削除 # file: tmp/file.txt # owner: taro # group: taro user::rw- user:jiro:rw- group::rw- mask::rw- other::r-- |
のように表示されます。「user:jiro:rw-」が設定されていることが確認できました。