シェルスクリプトマガジン

第23回 フォトギャラリーを作る(Lychee)

データベースを作る

MariaDBに、Lycheeからアクセスするためのユーザーと、写真の情報を管理するためのデータベースを作成します。まずは、次のコマンドを実行し、クライアントソフトのmysqlからMariaDBに接続します。

プロンプトが「MariaDB [(none)]>」に変わったら、

を実行してユーザーを作成します。ここではユーザー名を「lychee」、パスワードを「password」に設定しました。
次にデータベースを作成します。次のSQL文を実行してください。ここではデータベース名を「LYCHEE」にしています。

最後に、

を実行し、lycheeユーザーがLYCHEEデータベースを操作できるようにします。ここまで終えたら、次のコマンドでMariaDBとの接続を解除します。

Lycheeを導入する

Lycheeを動かす環境が整いました。次のコマンドでApacheのドキュメントルート(/var/www/html)に移動してLycheeのファイルを入手します。

次のコマンドで、写真をアップロード・保存するディレクトリーに対して誰でも読み書きができるように設定します。

以上でLycheeのインストールは完了です。