SMTPサーバーソフトとして「Postfix」をインストールします。Gmailでは、暗号化や認証のプロトコルとして「TLS」(Transport Layer Security)を利用します。よって、次のように「libsasl2-modules」パッケージを一緒に導入します。
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$ sudo apt update $ sudo apt install postfix libsasl2-modules |
コマンド実行中に図6の設定画面が開きます。[Tab]キーを押して「了解」を選んで[Enter]キーを押します。
Postfixにすべてのメッセージを集めてスマートホスト(リレーサーバー)となるGmailサービスのSMTPサーバーに転送するので、カーソルキーで「スマートホスト付きインターネット」を選択し、[Tab]キーで「了解」を選んで[Enter]キーを押します(図7)。
「システムメール名」はそのまま(ここでは「shmag1」)で、[Tab]キーを押して「了解」を選択して[Enter]キーを押します(図8)。
「SMTPリレーホスト」にはリレーサーバーのホストを入力します(図9)。GmailのSMTPサーバーは「smtp.gmail.com」、アクセスするポートは「587」となるので、「[smtp.gmail.com]:587」を記します。DNSサーバーのMX(Mail eXchanger record)レコードを検索せずに直接アクセスするので、GmailのSMTPサーバーを角かっこでくくっています。