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第14回 ストレージの使用量を制限する(クオータの設定2)

前回は、ルートファイルシステム以外のファイルシステム(/home)に対して、ユーザーやグループのストレージ使用量を制限する「クオータ」の設定方法を紹介しました。今回は、ルートファイルシステムに対するクオータの設定です(図1)。ルートファイルシステムの場合、クオータが使えるようにするオプション、ユーザーやグループの設定ファイルの作成方法が異なります。今回も「Ubuntu Server 16.04 LTS」を例にします。

図1 ルートファイルシステムにクオータを設定する