シェルスクリプトマガジン

第12回 データベースを作る(テーブル作成)

前回、Ubuntu Serverにデータベース管理システム(DBMS)「MariaDB」をインストールしました。今回は問い合わせ言語「SQL」などを使って、MariaDB内にデータベースやテーブルを作成する方法を紹介します。

データベースとテーブル

最初に「データベース」という器を用意します。その中に表形式でデータを格納する「テーブル」を作成します(図1)。これで、MariaDB内にデータを管理できる環境が整います。

図1 データベースとテーブル

データベースは目的やシステムごとに用意します。一つのMariaDB内に複数のデータベースを作成できます。テーブルは、Microsoft Excelで作った表のように管理するデータ単位で用意します。データベース内には複数のテーブルを配置できて、それらを関連付けることができます。
それでは、データベースとテーブルを作りましょう。例として、一つのテーブルで氏名、フリナガ、年齢のデータを管理する個人情報データベースを構築します。