ホームサーバーも本格的な運用を始めるなら、常時動き続けるための「可用性」と、データなどの保護を目的とした「信頼性」の向上は不可欠です。特集1では、小型コンピュータボードの「Raspberry Pi 4 Model B」で構築したホームサーバーの可用性や信頼性を高める方法を解説しています。
特集2では、注目のノーコード開発ツール「Google AppSheet」を紹介しています。Google AppSheetでは、とても簡単な操作で、Webブラウザ、スマートフォンやタブレットなどからアクセスできるWebアプリケーションを開発できます。。また、ローコード開発ツールの「Google Apps Script」で作成したアプリケーションと組み合わせることで、クラウド上のさまざまなシステムと連携したシステムの構築が可能です。
特集3では、国産パブリッククラウドサービス「さくらのクラウド」を紹介しています。AWSやGCP、Azureなど、海外の企業のクラウドサービスが人気ですが、国産クラウドにも良い点が多数あります。特に、日本人が運用して管理している点で、日本人に適したクラウドサービスになっています。
特別企画では、米Oracle社が提供するデータベースクラウドサービス「MySQL HeatWave Database Service」(旧名は「MySQL Database Service」)を紹介しました。機械学習による「AutoPilot」や「HeatWave ML」が追加されて、さらに大規模なOLTPやOLAPの処理をより効率良くできるようになった点を詳しく解説しています。
このほか、業務システムの開発手法「ユニケージ」の連載が開始しました。ユニケージは、エンジニアが生み出した手法ではなく、業務という現場から生まれた手法です。そのため、エンジニアには理解しにくい部分もあります。この連載では、エンジニアが疑問に感じる点に焦点を当てながらユニケージ流のやり方を紹介していきます。
今回も読み応え十分のシェルスクリプトマガジン Vol.81。お見逃しなく!
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