2022年5月、企業向けLinuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux 9」(RHEL 9)がリリースされました。多くのシステムで利用されているRHEL 7のライフサイクルは、2024年6月(延長しても2026年6月)で終了するので、アップデートの有力な候補です。特集1では、このRHEL 9に関して、サブスクリプション、無償利用、主要ソフト、主要サービス、リリーススケジュール、ライフサイクル、導入・使用方法、RHEL 7/8利用者に役立つ情報などを分かりやすく解説しています。
特集2では、Linux初心者向けのテストを用意しています。このテストは、非営利組織「LPI」(Linux Professional Institute)が実施しているLinux技術者認定試験「Linux Essentials」を基にしています。Linuxを勉強し始めた人にお薦めの内容になっていますので、ぜひお読みください。
このほか、緊急特集として、オープンソースソフトウエア「Mattermost」で人気の「Slack」と似たチャットサービスを無料で立ち上げる方法を紹介しています。インターネット上には無料でも使える魅力あるサービスが多数あります。ただし、SlackやHerokuのように利用規約が変更されると、無料で使える範囲が変わったり、無料で使えなくなったりします。影響を受けないように自分でサービスを立ち上げてみるのはいかがでしょうか。
今回も読み応え十分のシェルスクリプトマガジン Vol.80。お見逃しなく!
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