LinuxやWindows 11を少し使ってみたい、気になるアプリケーションを試してみたいなど、パソコンを使い続けていると、このような考えを持つことがよくあります。そのようなときに便利なのが「パソコンハードウエア仮想化ソフト」です。この仮想化ソフトを使うと、パソコン内に仮想的なパソコンを構築できます。
特集1では、無償で使えるパソコンハードウエア仮想化ソフト「Oracle VM VirtualBox」の導入方法や基本操作を解説します。便利な機能、人気のLinuxやWindows 11を試すためのイメージファイルなども紹介しています。
特集2では、米Google社が開発するGUIアプリ開発環境「Flutter」を使い始めたい人向けに解説します。Flutterでは、AndroidやiPhoneなどのモバイル端末向けアプリから、WindowsやLinux、macOSのデスクトップマシン向けアプリまで、同一のコードで開発できます。
特集3では、本格的な業務システム開発で利用されている手法「ユニケージ」の専用コマンド群「usp Tukubai」のオープンソース版である「Open usp Tukubai」を利用したシステム開発を紹介します。Open usp Tukubaiなら有償ではなく無償でユニケージ開発を体験でき、さらに開発したシステムをそのまま実運用できます。
特別企画では、以前から本誌で継続中の、小型コンピュータボード「Raspberry Pi Model 4」と、人気のLinuxディストリビューション「Ubuntu Server」でホームサーバー構築方法を解説しています。今回は、ホームサーバーをインターネットに公開する方法を紹介しました。
このほか、新連載として「AWKでデジタル信号処理」が始まりました。プログラミング言語「AWK」とシェルスクリプトを用いて、デジタル信号からノイズを取り除くなどの方法を、仕組みを含めながら解説していきます。
今回も読み応え十分のシェルスクリプトマガジン Vol.79。お見逃しなく!
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