12~18行目がメインの処理です。「seq」は、「1」から指定した数値までカウントアップするコマンドです。「for」文を使って、送信先の数だけループさせます。for文に関しては、第1回を参照してください。
14行目では、送信先のリストファイルから送信先のメールアドレスを取り出しています。sedコマンドに「-n 数値p」オプションを指定すると、数値で指定した行が取り出せます。「|」(パイプライン)で取り出した行を次の「cut」コマンドに渡し、「-f 数値」オプションを付けて数値で指定した列(フィールド)を取り出しています。
15行目では、14行目とほぼ同じコマンドで送信先の氏名を取り出しています。パイプラインとcutコマンドについては、第1回(パイプライン、cutコマンド)を参照してください。