Pythonのスクリプトを「urlencode」のファイル名で保存します。Pythonのスクリプトを示す一般的な拡張子の「.py」は付けません。ただ、付けなくても実行権限を与えると、1行目のシェバンによりPythonのスクリプトとして実行されます。
また、コマンドとして実行できるように、PATHの環境変数に設定されているディレクトリ内にスクリプトを保存します。PATHの環境変数に設定されているディレクトリを確認するには、
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$ echo $PATH |
を実行します。すると、
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/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin |
のように表示されます。独自に作ったコマンドのスクリプトなので、「local」(ローカル)の名前がディレクトリがよいでしょう。また、システム管理者権限を必要としないコマンドなので「sbin」ではなく、「bin」に格納します。
よって、「/usr/local/bin」ディレクトリに保存します次のようにコマンドを実行して、スクリプトを/usr/local/binディレクトリに格納し、実行権限を与えます。
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$ sudo mv urlencode /usr/local/bin/. $ sudo chmod +x /usr/local/bin/urlencode |