シェルスクリプトマガジン

漢のUNIX テストフレームワームKyua その2(Vol.50掲載)

著者:後藤大地

 前回はコマンド開発においてテストフレームワークを使うことの重要性を説明するとともに、そうした目的で利用できるフレームワークとして「Kyua」(https://github.com/jmmv/kyua)を紹介した。Kyuaは、特にコマンドの動作チェックに適したフレームワークなので、この連載で取り上げるには最適なものの一つといえる。
 こうしたテストフレームワークを活用してコマンドを開発していくには、最初に開発用の場所をちゃんと用意しておく方がよい。あとからフレームワークを導入しようとしても中途半端なものになったり、面倒くさくなって使わないままになったりするからだ。コーディングの初期段階からKyauを利用できる状況にしておくことで、シームレスにテストフレームワークを利用しながら開発を進めることができる。
 今回はそうしたテストフレームワークを活用した開発を実現できるように、どのようにディレクトリやファイルを配置し、初期段階からテストを取り込んだ開発をどのように実施していくのかを説明する。

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