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Open USP Tukubaiシンプルレシピ Part1 テキスト編 (後半・ルービックキューブをつくる など)

Tukubai の名コマンドたち その1―map

map コマンドは縦並びのデータを横並びにしてくれる。しかしながら、この一言で表すのは難しい。下の例を見ながら動作を理解してもらいたい。

引数num で数値n を指定すると、1~n 列目までを縦( レコード)キーとし、n+1 列目を横( カラム) キーとして表を作り、そこにn+2 列目の値を拾って当てはめてくれる。主キー、サブキーと、キーが2 階層あるようなデータの整理に活躍するコマンドなのである。

例 支店Aと支店Bのデータが混在

mapコマンドで並び替え

データが整理される

 

Tukubaiの名コマンドたち その2―sm2とsm4

sm2,sm4のsmはサムアップの意であり、どちらも列合計を求める(=縦に足す)計算をするためのものである。

両者の違いは、主キーの他にサブキーを維持するか否かである。sm2は維持しないためサブキー列を消し、列合計した行のみ出力する。一方sm4は、維持するため、列合計した行が増える形になる。
例 支店Aと支店Bのデータが混在

sm2コマンドで合計を出す

sm4コマンドで合計を出す