シェルスクリプトで複雑なテキストデータ処理を行う場合によく使われるのが「AWK」(オーク)というプログラミング言語です。AWKは、1977年という古い時代からあり、シェルスクリプトとの親和性が良い点から現在も利用されています。特集1では、このAWKのプログラミングを初めての人でも分かりやすいように解説しています。
2021年末にRed Hat Enterprise Linux(RHEL) 8互換の無料OSである「CentOS Linux(CentOS) 8」の開発およびサポートが終了しました。今後、業務システムなどでCentOSを使い続けることが難しい状況になっています。特集2では、CentOSの代替となる「MIRACLE LINUX」を紹介しました。国内開発のMIRACLE LINUXで、CentOSからの安心でスムーズな移行を実現しましょう。
人間が行っていた業務処理などを自動化する技術である「RPA」(Robotic Process Automation)は、まだまだ注目されています。このRPAですが、昨年3月にマイクロソフトが無料提供を開始した「Power Automate for Desktop」により身近なものになりました。特集3では、Power Automate for Desktopの機能や使い方を分かりやすく解説しています。RPAはどのようなもので、どのように構築すればよいのかを、Power Automate for Desktopから学びましょう。
このほか、特別企画では、マイコン「ESP32」と小型コンピュータボード「Raspberry Pi」を使って、五つの会議室の状態を監視するIoT環境の構築方法を紹介しています。IoTによく利用される「MQTT」(Message Queueing Telemetry Transport)のプロトコルを用いています。さまざまなIoT環境に応用してください。
今回も読み応え十分のシェルスクリプトマガジン Vol.77。お見逃しなく!
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