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第9回 Webサーバーを作る(アプリを動かす)

CGIプログラムを実行可能にする

Ubuntuをインストールした直後のApacheでは、CGIプログラムを実行できる状態になっていません。CGIプログラムを実行可能にするには「cgid」を組み込みます。cgidは、Apacheとは別にCGIプログラムを動作させるためのモジュールです。
a2enmodコマンドを使って、次のようにcgidを有効にします。その後で設定を反映するために、systemctlコマンドでApacheを再起動します。

デフォルトでは、CGIプログラムが動作できるディレクトリーが「/etc/apache2/conf-enabled/serve-cgi-bin.conf」ファイルによって決められています。12行目の「/usr/lib/cgi-bin」がCGIプログラム用のディレクトリーです。その上の行で「ScriptAlias /cgi-bin/ /usr/lib/cgi-bin/」と定義されているので、WebブラウザーからCGIプログラムには「http://Ubuntu ServerのIPアドレス/cgi-bin/CGIプログラムファイル名」でアクセスできます。