シェルスクリプトマガジン

第4回 ストレージを柔軟に管理する(LVMの操作1)

追加ディスクをLVMに設定する

追加ディスクのデバイスファイル名が分かったので、そのハードディスクにLVMを設定します。マシンのファームウエアが「BIOS」または「UEFI」で設定方法が異なります。

BIOSの場合は「fdisk」コマンドで次のように設定するのが簡単です。

UEFIの場合は「parted」コマンドを使います。設定方法は次の通りです。

BIOS、UEFIどちらの場合もディスクすべてをLVMで使うように設定しています。

ボリュームグループに追加する

まず、LVMを設定した追加ディスクに「pvcreate」コマンドで物理ボリュームを作成します。

追加対象のボリュームグループを「vgdisplay」コマンドとgrepコマンドで調べます。ここでは、ボリュームグループ名として「shmag1–vg」が表示されました。

対象のボリュームグループに、先ほど作成した物理ボリュームを「vgextend」コマンドで追加します。