シェルスクリプトマガジン

第29回 バージョン管理システムを作る(GitBucketの使い方)

リポジトリーを作成する

作成したユーザーでバージョンを管理するファイルを保存する場所として「リポジトリー」を作ります。右上の「+」マークをクリックして「New repository」を選択します(図10)。

図10  リポジトリーの作成画面を開く

「Create a new repository」画面が表示されたら、「Repository name」に管理対象となるソフトウエア名や文書名を入力します(図11)。

図11 リポジトリーの作成画面

「Description」には説明を記します。「Public」を選ぶと一般に公開するリポジトリー、「Private」を選択すると限られたユーザーのみに公開されるリポジトリーとなります。その下にある選択肢は表1の通りです。

表1 リポジトリーの作成方法
選択肢 内容
Create an empty repository 空のリポジトリー
Initialize this repository with an empty commit 初期化した空のリポジトリー
Initialize this repository with a README READMEファイル(README.md)を持つ初期化したリポジトリー
Copy existing git repository 既存のリポジトリーをコピー

 

ここでは空のリポジトリーを作成するために「Create an empty repository」を選びました。「Create repository」ボタンをクリックすれば、空のリポジトリーが作成されて、コマンドによるリポジトリーのセットアップ方法が表示されます(図12)。

図12 リポジトリーのセットアップ