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第28回 バージョン管理システムを作る(GitBucketの導入)

Javaの実行環境をインストールする

GitBucketは、プログラミング言語「Scala」で記述されています。よって、Javaの実行環境上で動作します。ソースコードだけでなく、Java Platform, Enterprise Editionアプリケーションのパッケージ形式「WAR」(Web application ARchive)で配布されているため、とても簡単に動かすことができます。
リモートアクセス用パソコンからログインし、まずは次のコマンドでJavaの実行環境として「Oracle Java SE 9」をインストールします(「OpenJDK」で試したところ、安定して動作しませんでした)。「[sudo] taroのパスワード:」のように表示されたら、自分のパスワードを入力します。「Press [ENTER] to continue or ctrl-c to cancel adding it」や「続行しますか? [Y/n]」が表示されたら、[Enter]キーを押します。

インストール中にライセンスの同意を促す画面(図2)が表示されます。「OK」と「Yes」を選んでライセンスに同意します。

図2 Oracleバイナリーコードライセンスの同意を促す画面