「#」で始まる行はコメントです。ジョブを自動で実行する設定は、次の書式で記述します。
分 時 日 月 曜日 コマンド
「分」は「0」~「59」、「時」は「0」~「23」、「日」は「1」~「31」、「月」は「1」~「12」または「jan」~「dec」、「曜日」は「0」(日曜)~「6」(土曜)、「7」(日曜)または「sun」~「sat」で指定します。すべてを表すワイルドカード(*)も使えます。「*/数値」と書けば、数値で指定した分単位、時間単位などの指定も可能です。
コマンドは1行で指定します。「/bin」「/sbin」「/usr/bin」「/usr/bin」などのパスを含めてコマンドを指定しないと動作しないことがあります。「which コマンド名」で、実行するコマンドがどこのディレクトリーに格納されているのかを調べて絶対パスで指定するのがよいでしょう。また、「PATH」の環境変数が使えます。よって、ジョブの自動実行設定の前に、コマンドが格納しているパスをPATH変数に格納する設定を記述しておくのもよいでしょう。