第1回　Ubuntuの導入（インストールメディアの作成）

インストールメディアの作成

イメージファイルを入手したら、インストールメディアを作成します。サーバーとして利用するパソコンが光学ドライブを備えているならDVD-Rに、備えないならUSBメモリーにそのイメージファイルを書き込んでください。なお、USBメモリーに書き込んで作成したインストールメディアなら、どのパソコンでも使えて便利です。
WindowsパソコンでUSBメモリーにイメージファイルを書き込む場合、「Win32 Disk Imager」というフリーソフトを使います。公式サイトから手持ちのパソコンに「win32diskimager-1.0.0-install.exe」ファイルをダウンロードしてインストールしてください。インストールが完了したら、2Gバイト以上の中身を消してもよいUSBメモリーをパソコンに挿してスタートメニューから「Win32DiskImager」を起動します。ダイアログが表示されたら「はい」ボタンをクリックします。
右にある「Device」欄でUSBメモリーのドライブを選択します（図2）。「Image File」欄にあるフォルダーマークをクリックし、開いたダイアログ上でUbuntu Serverのイメージファイルを選びます。

図2　Win32 Disk Imagerの画面

その際、右下にある「Disk Images（*.img *.IMG）」を「＊.＊」に切り替えてイメージファイルが表示されるようにしてください（図3）。

図3　Ubuntu Serverのイメージを選択

ここまで終えたら「Write」ボタンをクリックし、開いたダイアログで「Yes」ボタンを押すと書き込みが始まります。「Write Sccessful.」と表示されたら書き込み完了です（図4）。

図4　書き込み完了のダイアログ

次回は

Ubuntu Serverのインストールメディアが完成しました。次回はこのメディアを使ってUbuntu Serverをインストールします。

written by シェルスクリプトマガジン編集部（あ）