参考までに、ユーザー登録用のファイルを自動生成するシェルスクリプトも作ったので、活用してみてください。
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#!/bin/bash while [ 1 ] do ##ユーザー名の入力 echo -n "ユーザー名を入力してください:" read user_id ##名字の入力 echo -n "名字を入力してください:" read last_name ##名前の入力 echo -n "名前を入力してください:" read first_name ##パスワードの生成 password=$(pwgen 12 1) ##ユーザー登録用ファイルの作成 echo "${user_id}:${password}:::${first_name} ${last_name}:/home/${user_id}:/bin/bash" >> useradd_$(date +%Y%m%d).txt ##ユーザーへのメッセージ作成 mkdir -p message cat << EOM >> message/usermesg_$(date +%Y%m%d).txt ---メッセージはここから ${last_name} ${first_name} 様 ユーザー登録が完了しました。 ユーザー名は、「${user_id}」、 パスワードは、「${password}」です。 初回ログイン時にパスワードを変更してください。 システム管理部 ---メッセージはここまで EOM ##ユーザー登録用ファイルの作成続行確認 echo -n "ほかのユーザーを追加しますか(y/N):" read other_user if [[ ${other_user} != "y" && ${other_user} != "Y" ]]; then exit 0 fi done |
このスクリプトは、対話形式でユーザー登録用のファイルを作成できます。作成されたファイルは「useradd_年月日.txt」の名前で保存されます。また、ユーザーに対してパスワードを通知できるように「message」ディレクトリーの下に「usermesg_年月日.txt」として通知メッセージを書き込んだテキストファイルを用意します。
今回は、Linuxサーバーへのユーザー登録を扱いました。その中で、いくつかシェルスクリプトを作成しました。自動化できるシェルスクリプトを作成して用意しておくのもLinuxサーバーの運用管理テクニックです。
次回は、登録したユーザーをより細かく管理する方法を紹介します。
今回作成したシェルスクリプトはここからダウンロードできます。
written by シェルスクリプトマガジン編集部(あ)