それでは、設定した権限を確認します。いったんMariaDBのアクセスを停止して、hanakoユーザーでMariaDBにアクセスします。
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> quit Bye $ mysql -u hanako -p Enter password: ← 「pass」を入力 |
personalデータベースに接続します。
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> use personal; |
新しいテーブルの「shmag」を作成します。shmagは、IDと名前を登録できるテーブルとしました。
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> create table shmag (id int, name char(255)); |
前回利用した「insert」文で、このテーブルにデータを挿入します。カラムすべてに挿入するデータがある場合、データをカラム順に並べれば、カラム名を指定する必要はありません。
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> insert into shmag values(101,'花子'); |
挿入されたかどうかを確認してみましょう。
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> select * from shmag; +------+--------+ | id | name | +------+--------+ | 101 | 花子 | +------+--------+ |
今回はMariaDBにユーザーを作成し、そのユーザーに対して権限を与えました。データベースの利用者と管理者を分けておけば、誤ってデータベースやケーブルを消してしまったり、ユーザーには許可したくない操作を実行されたりすることが防げます。
次回は、今までのサーバーソフトを組み合わせたブログサイトを構築します。
written by シェルスクリプトマガジン編集部(あ)