rosterテーブルにデータを挿入しましょう。データ挿入のSQLは「insert」です。例えば、山田さん25歳のデータを登録します。まずは、mysqlコマンドでpersonalデータベースに接続します。
1 2 3 4 |
$ sudo mysql personal ← personalデータベースに接続 [sudo] taro のパスワード: ← 自分のパスワードを入力 (略) MariaDB [personal]> |
接続できたら、次のようにinsertのSQL文を実行します。
1 |
> insert into roster (name,kana,age) values('山田','ヤマダ',25); |
insert文の書式は、
1 |
insert into テーブル名 (カラム名,…) values(データ,…) |
になります。先ほどの例では「number」を指定していませんが、numberはシリアル型なので「1」から連番の数字が自動的に挿入されます。文字列は「’」または「”」で囲みます。実際にデータが挿入されたかどうかは、データを検索する「select」のSQLを次のように実行して確認します。select文については「データを検索する」で詳しく説明します。
1 2 3 4 5 6 |
> select * from roster; +--------+--------+-----------+------+ | number | name | kana | age | +--------+--------+-----------+------+ | 1 | 山田 | ヤマダ | 25 | +--------+--------+-----------+------+ |
この後データを検索するので、
1 2 3 4 |
>insert into roster (name,kana,age) values('佐藤','サトウ',30); >insert into roster (name,kana,age) values('遠藤','エンドウ',41); >insert into roster (name,kana,age) values('高橋','タカハシ',36); >insert into roster (name,kana,age) values('田中','タナカ',27); |
を実行して4件のデータを追加します。