本書は、独特な方法でシステムを構築するユニケージ開発手法の基本を理解し、習得するための実践教材です。
対象となる読者は、基本的なUNIX/Linux の知識(端末、コマンド、ファイルの概念、パス、標準入出力、リダイレクションなど)がある方です。
ここでは、ユニケージ開発手法において使用頻度の高いコマンドの使い方、とくに、高速なテキスト検索ができるgrep コマンド、テキスト置換ができるsed コマンド、高度なテキスト処理ができるawk コマンドをはじめとした基本的なUNIX コマンド、usp Tukubai コマンド(ユニケージコマンド)について詳しく解説します。豊富な練習問題で効果的にコマンド操作を体得できます。
1.1 コマンドの機能と役割
1.2 凡例
2.1 AWKとは何か
2.2 手を動かす
2.3 フィールド・レコード/パターン・アクション
2.4 レコードの選択
2.5 文字列の出力
2.6 演算
2.7 三項演算子
2.8 変数
2.9 BEGINパターン、ENDパターン
2.10 便利な関数
2.11 AWKの制御文
3.1 sort
3.2 msort
3.3 uniq
4.1 head・tail
4.2 ctail
4.3 gyo
4.4 retu
5.1 フィールド形式とキー
5.2 selfによるフィールドの並び替え
5.3 delfによる
6.1 sm2
6.2 sm4
6.3 sm5
7.1 ysum
7.2 kasan
7.3 ratio
8.1 マスタとトランザクション
8.2 join0
8.3 join1
8.4 join2
8.5 loopj
9.1 getfirst, getlast
9.2 up3
10.1 基本的な使い方
10.2 応用
11.1 count
11.2 juni
12.1 フィールド形式ファイルのxy展開
12.2 より複雑な展開
13.1 marume
13.2 divsen
13.3 comma
13.4 keta
14.1 grep
14.2 正規表現
15.1 tr
15.2 sed
15.3 calsed
15.4 fsed
19.1 mdate
19.2 dayslash
19.3 lcalc
19.4 nkf, iconv
19.5 tagシリーズ