シェルスクリプトマガジン

漢のUNIX ライブラリをつくってみよう! #その5(vol.48掲載)

著者:後藤大地
前回は静的ライブラリを作る方法を取り上げた。.cのファイルを.oのファイルへコンパイルし、それらをまとめて静的ライブラリとする。静的ライブラリはいわば部品の集まりで、コンパイル時にこの静的ライブラリから必要な部品を持ってきて利用することになる。コンパイルごとに静的ライブラリから部品がコピーされ、生成されるバイナリファイルへ含まれることになる。

ライブラリにはもうひとつ「共有ライブラリ」というものがある。動的ライブラリと呼ばれることもある。共有ライブラリの方はバイナリファイル生成時に指定はするものの、ここから部品をコピーしてバイナリに組み込むといったことはしない。生成したバイナリを実行するときにリアルタイムに共有ライブラリを見に行って、そのときに使われる。

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